1959年産ワインだけを飲む会

第2回、フランス以外のワイン編


Rioja Castillo Ygay 1959 (Marques de Murrieta)



このワインもキャンティと同じく最近の蔵出し思われます。やはり海外のオークション会社から手に入れたのですが、最近日本で同じワインを店頭で売っていました。おまけにずっと安く。しかしこのボトルには、一年以上私の所のセラーで静かに寝かせてあった、と言うアドヴァンテージが有ります。

私は、今回の赤ワインの中ではこのワインとバルバレスコが、共に印象は全く違いながら、特に良かったと思います。テイスティングの段階から「美味しいなぁ」と言っていました。どうも、ラベルの品が悪いのがいただけませんが、、

このワインだけはプロの評価があります。R.パーカーJrさんが、バイヤースガイド4版にこのワインの評論を載せています。パーカーさんは92点を付けていますが、さすがにそれだけの事はあると、実際に飲んで思いました。参考までに評論の一部を抜き出しますと、、

An outstanding wine, it exhibits a dark ruby/purplecolor with no amber at the edge, a huge, sweet, oaky, jammy, black cherry and vanillin scented nose, voluptuously textured, full-bodied flavor, and super extraction and length.
さすがと言いますか、概ね同じ様な印象です。私はこのワインを飲んでスペインワインの印象がずいぶん変わりました。