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xiphioの備忘録


2025年07月01日

_ [audio] Holo Audio Cyan 2 DAC 届きました。

朝、Mailを確認すると、Holo Audioのショップである Kitsunehifiから、暫く前に注文したCyan2が発送されたとMailが届いていました。画像の説明

注文する画面で、受注生産なので何週間かかかる、と但し書きされていたので、1、2ヶ月はかかるかも、と思っていましたが、半月ほどでした。UPSの荷物番号があったのでリンクをたどりましたが、該当が無いという事なので、まだ受付前かな、UPSなのであと1週間弱で届くかなぁ、などと思っていましたら、何とその日の昼前に届きました。

事の発端は、先日購入したSMSLのDAC。なかなか良かったので、各社(お手頃な価格の中華DACだけなんですが)の新しめの製品を見ていましたら、昨年発売のTopping Centaurusと言うR2RのDACを見つけました。

この所、各所からかなり安価で出ているR2RのDACとは違って、これはHolo Audioのコラボの元のDACとの事。Holo Audioはそれなりに高価だったのですが、これは新機種でほぼ千ドルという事なので、R2Rなら既にSagraDACやGustard-R26を使用中であるものの、そのTopping Centaurusのレビューとかも読んでみました。で結局、それならCentaurusより少し高いけど、やはりHolo Audioの一番安いCyan2(約$1200)が良いんじゃないか、と言う結論になりました。

そんな流れで、久しぶりにショップのKitsunehifiを見てみますと、ショップのデザインががらりと変わっていました。それに、以前は各製品、より厳選された高級部品を用いたチューンのレベルで1、2、3とかが有ったと思うのですが、それが無くなっていました。Holo Audioを検討する人は、普通一番良いレベル(確かVer.KTEとか言ってた様な気がする)のを購入すると思うので、あまり意味が無かったかもです。

最近の$1200は約20万円なんですね、先にその日本円を意識すると買わなかったかもですが、そんなこんなで、ちょっとした経緯もあって、ついつい注文してしまったのでした。

いきなり届いたCyan2ですが、夜に早速動作確認しました。HPから入手したドライバで、DSDも問題なく再生できました。流石に音は良い様に思えますが、小一時間ぐらいしか聴いていないので、本当の所はまだよく分かりません。

Holo Audioの先の機種、たとえばSpring3などと比べると、Cyan2は画像で見ただけでは小さく簡便に作られた廉価版で、SMSLやToppingあたりの機器と見た目あまり変わらない感じもするのですが、実物は結構重く(結構大きなトロイダルトランスを使った電源になっている)、筐体もかなりしっかりしていまして、遙かに高級感があります。ただ、底板の足が、100円ショップで売ってそうな、透明な半球型ゴムを貼り付けてあるだけなので、そこをどうにかしたい人は居るかもです。(私は、あまり気にしませんが)

以前、どっかで最初にCyan2を見た時、(入力セレクタも無いし)なかり簡略化されて見えまして、すぐ選択枝から外していたのですが、それは早計だったと言えます。むしろ、Spring3並でありながら、本筋以外の機能を極限まで抑えて、出来るだけ安く仕上げたDACと言えますね。

追記: 使っていなかったGustard U16を用いて、I2Sで接続して聴いてみましたが、とても良いですね。CDPは、古いSONYのCDP-701ES(積分型DAC使用との事)がとても気に入っている事などから、実は私はNOS(ノン・オーバーサンプリング)が好きなのかも知れません。

ちなみに、U16は、Gustard A22に繋いでみた所、暫く聴いていると音が途切れると言う症状が出て、色々試しましたがドライバなどでは直らず、結局使用を諦めて居ました。U16の評価を見ても、同様なトラブルはとても多い様で、ファームウェア更新では改善できないので後継機のU18を出したのではないかと、思われます。

以前SagraDACに使っていた時も、つい先日SMSLのDACに繋いだ時にも、特に問題は無かったのですが、今回、アルバムの終わりの方で時折音が途切れる様になりました。試しに再生ソフトで4倍アップコンバートしてみると、途切れなくなりました。理由は、不明です。で、その後設定を元に戻しても、不都合は再現されませんでした。再生ソフト(foobar2000)との絡みだったのかも知れません。どちらにせよ、今後もう音途切れが出ない事を期待します。